みゆきのおばあちゃん家に行くそうで
夏休み、山にある、田舎



暑くない訳がない

影も当たらぬじりじりと焼けたアスファルト
田舎だって、土の公道なんてほとんどないわ

さらに流石のあかねんも夏バテには勝てず
食欲がないせいですぐに疲れております

黄「みゆきちゃん、まだつかないの……？」
ああ、そうなりゃ黄瀬さんが疲れないはずがない
うんうん仕方ない仕方ない、許しましょう
帰っていいよ？


するとそれを見かねたれいかさん
ばてばての黄瀬さんを元気付けるべく

れ「太陽もぴかぴかぴかりん、ですよ」



黄「……」



れ「……」





きうりおいしいで！

その後、無事みゆきのおばあちゃんと合流し
川で冷やしていた野菜をガッツガッツ食べております

すると、伝説があるらしい河童の話になり
あ「怖いんやー？」
な「そんなこと……！」



なおさん怖がりか

虫も妖怪も怖いなおさん
弱点だらけやな！

……

お分かりいただけただろうか

怖い話をするとソレが寄ってくるという話
そう、河童の話をしたせいで、
彼女達にも危機が迫っていたのです



いないはずの黄瀬さんが……！（帰ってません


どうやらみゆきさんの性格
このおばあちゃんから色々と聞いていくうちに
童話好きになっていったのだそうで
川にきゅうりを流す手馴れた手つき
意外と野生児だったのか

河童のいそうな川に、
天狗のいそうな山に……



よくみりゃなんかある

あー、これはきっと
地元で天狗岩って呼ばれてますわ


あとはまあ
ウルフルンがやってきて
おばあちゃんのバッドエナジーをゲットしようとするも



効いてねえ！？

悪いことなんてあって当たり前
ずーっと真っ暗なんてことはない
雨が降ってもお天道様はきっと出ます
それが人生ってもんです



おばあちゃんかく語りき

ああ、長生きしてるうちに、
酸いも甘いも噛み分けましたおばあちゃん

これはもう

あ「流石みゆきのおばあちゃん」
れ「心がとても強いのですね」
尊敬の眼差しを一身に受け

？「カッコイイ……！」



黄瀬さんは多分ちょっと意味が違う




夏休みももう終盤に入りました
海に行ったし、お祭も楽しんで花火大会だって見た
おばあちゃんの家にも行って
じゃあ他にやることはといえば、



おばけーぃ！？

妖怪に続きまして、次回はおばけ回

怖がり係は、なおさんと、まさかのみゆき
妖怪は平気なのに、おばけが怖いとは一体
ああ、悪さしなければ友達、という認識ですか



よく見ればあかねんも？

あらあらまあまあ
河童でなおさん煽っといて
あなたも実は……だったのですね、ぐふふ

ふむふむ、するってえと、



気になるわくわくこまちさん枠

そこに入るのは
やっぱりれいかさん辺りに……



おい、黄瀬


次回、第28話
『ウソ？ホント？おばけなんかこわくない！』
お楽しみに！