は「空を飛ぶカモメ！」
は「かがやく太陽！」



元気な実況中継が、澄みきった青空にこだまする

みなみさんの島に集う乙女たちが
今日も天使のような無垢な笑顔で
ビーチボールを膨らませていく
汚れを知らない心身を包むのは、薄い色の水着



胸の谷間は見せないように



お尻のラインも浮かないように



膝裏を眺めるのがここでのたしなみ

『心は一緒！プリキュアを照らす太陽の光！』
第28話はよろしくて？


さて、みなみさんの別荘付き島に遊びに来て
みんなウキウキを隠せず隠さず
はしゃぎ回っている訳ですが

ト「はあ……」



やべえよ、やべえよ……

どうやら泳げないようです、トワさん
でも正直に言うのはちょっとためらわれますし
しかしその時輝く金色の頭脳

ト「はっ！」
ト「パフったらお腹がすいたのね！」



頑張れトワさん

到着早々にはるかが必死で膨らませていた
ビーチボールを活用すべくビーチバレーを提案したり
一緒に遊べるよう、お腹を満たすよう
パフの為に砂遊びやスイカ割りを提案するのでした
優しいトワさん
負けるなトワさん
決してパフを利用した訳じゃないです

しかし、砂浜でどれだけたくさん遊ぼうが
目の前にある青い海を無視できる訳がなく
ずっと隠れ蓑にしてきたパフも裏切って
海まっしぐらと飛び込んで泳ぎ回り
天「やるじゃんパフ！」
み「負けてられないわね」
は「それじゃあ私達も！」
みんなもこれに続けとテンション上がり

これは試練です
だけど更に仲良くなるチャンスでもあります
ト「あの……わたくし……そ、その……」
頑張れトワさん
負けるなトワさん

ト「宿に忘れ物をしてしまいました！
　　皆さんお先に行ってらしてー！」



逃げるなトワさん

ト「ああ、なんて情けない……」
宿へと走りながら、自分を恥じるトワさん
たった一言告白するだけなのに



ゆ「私、実は泳ぐの苦手なんだ」



ゆいちゃんみたいに言えたらなあ……



呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン

何かと思えば同じく忘れ物をしたそうで
すると手に持っていたのは、スケッチブック
ゆ「泳げなくても、みんなで来られてとっても楽しいんだ」



みんなとの思い出を絵にして残しているらしい

泳げないと告白出来て、それでも海を楽しいと言える
そんなゆいちゃんが羨ましいと、トワさん漏らしましたら
ゆ「私はトワちゃんが羨ましいな」
ゆ「トワちゃんみたいに……プリキュアになれたらいいのに」
本当は大好きなみんなの力になりたいゆいちゃん

でも一番近くで見ている友達として
夢を守るみんなの姿を伝えるのが
いつか、私がやるべきこと
絵本作家から具体的となったゆいちゃんの夢を
チラリと見たのでした


あとはまあ、



ゆいちゃんがゼツボーグにされたり

夢を奪われまいと一瞬耐えてましたね
強い夢ほど絶望パワーが大きい分執念もあるからか
意外とすんなりとはいかない可能性？
1月辺り破る人が現れるんでしょうか
本命は、トワさんかなあ？



未来のロケットおっぱいを見たり

トワさんの新しい変身アイテムである
太陽のドレスアップキー、サンキーが
ゆいちゃんのスケッチブックから出まして

ト「ゆいはプリキュアを温かく包む太陽の光」
ゆ「私の思いがプリキュアの力になりますように……」



トワゆいなのでした

トワさんが泳げないからと言って
無理に泳がせようとはしません
恐らくゆいちゃんがプリキュアに変身することもないでしょう
だけど、それぞれが支え合い輝いているのです


あ、そうそう
トワさんがゼツボーグと戦ってる裏で
実は3人も変身して戦ってまして



プリンセスキーを奪われました




鍵を奪われたと言うことはつまり
プリキュアに変身出来ないということで
と言うことはもしやトワさん単独祭
あわよくばゆいちゃんも変身を……！？



そっちかあ～

多分、先代のプリプリさんでしょうね
以前現プリプリさんと会った人
その人らが残したキーを譲り受けると

ここは、ううん。どうしましょうね
迷いに迷って……



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次回、第29話
『ふしぎな女の子？受けつがれし伝説のキー！』
それでは、ごきげんよう




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以下、皆さんお先に拍手レッスらしてー！